COLUMN

肩こり

寝違えてしまったあなたに

2022年04月28日
肩こり

グラン彦山です。

 

朝起きてみると、突然首が痛くて回せない、動かせない。

あなたそれ、寝違えましたね?

 

寝違えの原因

睡眠中長時間にわたって首がおかしな方向に曲がったままになっていたりすると、首の筋肉がうっ血状態になり、筋肉も凝り固まりやすくなってしまいます。

睡眠中に凝り固まった筋肉をいきなり動かすと、軽度の肉離れ、いわゆる【寝違え】を起こしてしまいます。

つまり寝違えは寝ているときに生じるわけではなく、起床時に炎症が発生しています。

 

さらに寝相の良い方も、実は寝違えやすいと言われています。

寝相の良い方は就寝中に姿勢があまり変わっていない可能性が高く、筋肉が凝り固まり、血流が滞りやすくなります。

自然に寝返りをうてるよう、就寝環境を整えることが大切です。

低反発や柔らかい素材は寝返りが打ちにくくなるので、マットレスは硬めのものがおすすめです。

枕の位置は頭が本来あるべき位置に来るような高さで、正しくセッティングしてください。

 

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寝違えた時の対処法

先ずはアイシングと安静にすることが一番です。

氷を入れたビニール袋を患部に10分から15分程度当て炎症を鎮めます。

寝違えた直後に患部を揉んだり、強くストレッチをしたりしてしまうと逆に炎症が悪化する場合があるので注意してください。

発生直後は温めるのもNGです。

患部は熱を持っているため、温めると炎症を悪化させてしまう可能性があります。

その為急性期は湯船につかるのも避けたほうがいいかと思います。

 

首の痛みが強くて辛い時は、タオルやマフラーを首に巻いて、顎が置ける場所を作ってあげると楽になります。

腰にコルセットを付けるのもおすすめです。

コルセットをすると背骨がまっすぐ伸びるので、首周りの筋肉に負担が掛かりにくくなります。

痛みが和らぐ安定期に入ったら、温めたり、ストレッチをしたりして血流を良くして回復を促しましょう。

 

 

鍼でのアプローチ

寝違えてから時間が経過していない急性期(発症後2~3日)の場合は、炎症が強く熱を持っている為、患部はあまり動かさずにアプローチしていきます。

肩甲骨の動きが悪ければ肩が動かしにくくなり、それによって首が硬くなり寝違えに影響を及ぼすこともあるので、肩甲骨まわりの筋肉(棘上筋、棘下筋、小円筋、大円筋、広背筋、上腕三頭筋)に鍼施術を行い、動きの改善をはかります。

さらに寝違えの特効穴である落沈(らくちん)、首に繋がるツボである腕骨(わんこつ)、後渓(こうけい)、外関(がいかん)等を使用します。

急性期の寝違えには鍼を使った遠隔治療で進めていきます。

寝違えてから時間が経過している時期(発症後5日~8日)の場合は、炎症も治まってきており、より直接的な筋肉(僧帽筋、肩甲挙筋、胸鎖乳突筋、斜角筋)へアプローチを行っていきます。

痛めている、または硬くなっている筋肉を見つけて鍼施術を行います。

 

状態に合わせた施術を行います。

ぜひ鍼施術をご活用ください。

 

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私が書きました!

彦山 大樹DAIKI HIKOYAMA

鍼灸師

所属:グラン治療院横浜スパイアス院
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