腱鞘炎
- 2023年10月31日
- 腱鞘炎
腱鞘炎
昨今、デスクワークの増加等で腱鞘炎にお悩みという声を多く聞きます。
原因
腱鞘炎は、特定の腱鞘内での炎症に関連する疾患です。
特定の筋肉や腱を繰り返し使うことによって、腱鞘に過剰な圧力や摩擦がかかり、炎症が生じてしまいます。また、姿勢の悪化や急激な運動の増加も腱鞘炎の原因となります。年齢も要因として考えられ、加齢に伴い腱や筋肉の柔軟性や弾力性が低下し、腱鞘炎のリスクが増加します。
腱鞘炎は過度な負担や運動、姿勢の問題、年齢、など複数の要因が絡み合って発症する疾患と言えます。
症状
痛みが主な特徴で、炎症のある腱鞘周辺で発生し、特に動作時に強く現れます。この痛みはしばしば激しく、刺すような感触があります。また、腱鞘部位が腫れて触ると硬く感じることがあります。
その他の症状には、運動時の制限が含まれます。腱鞘炎の部位に負担をかける運動や動作を行う際、痛みや不快感が増すことがあり、これが日常生活に支障をきたすことがあります。炎症の進行により、腱鞘部位に赤みや熱感が生じることもあります。
予防
・休息と活動制限
痛みを軽減するために、炎症のある部位を休めましょう。過度な運動や負担を避け、痛みを引き起こす動作を制限しましょう。
・冷却療法
痛みや腫れを軽減するために、冷却パッドやアイスパックを炎症のある部位に数回使いましょう。
・圧迫包帯
サポートと圧迫を提供する包帯を使用して炎症部位を安定させます。過度な圧力をかけないように注意しましょう。
・ストレッチと強化運動
関連筋肉と腱を強化するためのエクササイズを行い、筋力と柔軟性を向上させましょう。
鍼でのアプローチ
炎症や痛みの軽減は鍼灸治療の得意分野の一つです。
炎症の起こっている部分、その腱の延長上の筋肉の部分などを中心に刺鍼していきます。
鍼を打つことによって神経根周囲の血流を回復させると神経が支配している筋肉の動きがスムーズになりやすいです。
痛みに悩まれている方は鍼灸施術をご活用してみてください。
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私が書きました!
彦山 大樹DAIKI HIKOYAMA
鍼灸師
所属:グラン治療院横浜スパイアス院
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