COLUMN

ニキビ

もう悩まない。鍼灸でニキビ撃退

2024年12月13日
ニキビ

 

ニキビは多くの人が経験する肌トラブルで、見た目だけでなく心にも負担を与えることがあります。

思春期の象徴とされがちですが、大人になってからの「大人ニキビ」に悩む方も増えています。

 

ニキビの原因とは?

ニキビは、皮脂分泌が活発になることで毛穴が詰まり、炎症が起きることが主な原因です。

しかし、その背後にはさまざまな要因が関係しています。

 

ホルモンバランスの乱れ

思春期や月経前、妊娠中にホルモンバランスが変化すると皮脂の分泌が増加し、毛穴が詰まりやすくなります。

 

皮脂分泌の過剰

皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が詰まりやすくなり、アクネ菌が繁殖しやすい環境が作られます。

 

ストレス

ストレスはホルモンバランスを崩し、皮脂分泌を促進します。

また、睡眠不足や疲労も肌のターンオーバーを乱す原因となります。

 

生活習慣や食事の影響

高脂肪・高糖質の食事やジャンクフードは、皮脂分泌を増加させる可能性があります。

また、不規則な生活や喫煙も肌に悪影響を及ぼします。

 

間違ったスキンケア

毛穴を詰まらせるような重い化粧品の使用や、不十分な洗顔で汚れが落としきれないことがニキビを悪化させることがあります。

 

 

 

ニキビの種類

 

白ニキビ

皮脂や角質が毛穴に詰まり、膨らんだ状態。初期段階でケアすれば悪化を防げます。

 

黒ニキビ

毛穴が開いて皮脂が酸化し、黒く見える状態。毛穴の汚れをしっかり落とすことが重要です。

 

赤ニキビ

炎症を伴うニキビで、痛みを感じることがあります。

早めに治療を行わないと跡が残ることがあります。

 

黄ニキビ(膿ニキビ)

炎症が進み、膿が溜まった状態。

 

 

 

ニキビを予防する生活習慣

 

バランスの良い食事

野菜や果物、ビタミンB群やC、亜鉛を含む食品を積極的に摂取しましょう。

脂っこい食品や甘いものは控えめに。

 

十分な睡眠

睡眠中に肌は修復されます。

毎日7~8時間の質の良い睡眠を確保しましょう。

 

ストレス管理

趣味や運動などでストレスを軽減する方法を見つけてみてください。

 

清潔な環境を保つ

顔に触れる手やスマートフォン、枕カバーを清潔に保つことで、菌の繁殖を防ぎます。

 

効果的なスキンケア方法

日常のスキンケアでニキビを防ぐための具体的なポイントを押さえましょう。

 

やさしい洗顔

過度に洗顔すると皮脂を落としすぎて逆効果になることも。

朝晩1日2回、ぬるま湯で洗顔し、毛穴の汚れを落としましょう。

 

保湿を忘れない

ニキビ肌でも保湿は必要です。

水分をしっかり補い、皮脂のバランスを整えます。

 

ノンコメドジェニックの製品を使用

毛穴を詰まらせにくい化粧品やスキンケア用品を選びましょう。

 

日焼け止めを使用する

紫外線はニキビ跡を悪化させる可能性があります。

軽いテクスチャーの日焼け止めを選び、日常的に使用しましょう。

 

 

 

鍼灸とニキビ

東洋医学では、ニキビは「体内の不調のサイン」と捉えます。

例えば、次のような原因が挙げられます。

 

内熱の蓄積(熱邪)

脂っこい食事やストレスで体内に熱がこもると、顔に吹き出物や赤みが現れることがあります。

 

血行不良(瘀血)

血液の流れが滞ることで老廃物が排出されず、肌にトラブルが現れることがあります。

 

湿邪(体内の余分な水分)

胃腸の不調や湿気の多い環境で、水分代謝が悪くなるとニキビができやすくなります。

 

 

鍼灸がニキビに与える作用

鍼灸治療は、ニキビを根本から改善するための自然療法です。

 

ホルモンバランスの調整

鍼灸治療で自律神経を整えることで、ホルモンのバランスが整い、皮脂分泌のコントロールが期待できます。

 

血行促進と代謝改善

顔や全身の血流を改善することで、老廃物や余分な皮脂の排出を助けます。

これにより肌のターンオーバーが正常化します。

 

炎症の緩和

特定のツボを刺激することで、体内の炎症を鎮める作用があり、赤ニキビや膿ニキビの治癒をサポートします。

 

ストレス軽減

鍼灸はリラクゼーション効果が高く、ストレスによるニキビ悪化を防ぐ効果があります。

 

↓ニキビ施術の経過

 

 

ニキビにお勧めのツボ

 

合谷(ごうこく)

手の甲にあるツボで、顔の血流を改善し、炎症を和らげる効果があります。

 

内関(ないかん)

腕にあるツボで、胃腸の働きを整え、ストレス緩和にも役立ちます。

 

足三里(あしさんり)

膝下にあるツボで、消化器系を改善し、全身の免疫力を高めます。

 

曲池(きょくち)

肘にあるツボで、体内の熱を取り除き、炎症を抑える作用があります。

 

 

ニキビは単なる肌トラブルではなく、体の内側の健康状態を反映するサインです。

西洋医学ではスキンケアや薬物治療が中心となりますが、東洋医学の鍼灸は体全体の調和を重視し、根本的な改善を目指します。

心と体を整え、内側から輝く肌を手に入れるために、鍼灸をぜひ取り入れてみてください。

 

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私が書きました!

彦山 大樹DAIKI HIKOYAMA

鍼灸師

所属:グラン治療院ブエノスカリン院
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