素肌美人に欠かせないのは〇〇な睡眠!? 美肌と睡眠の関係性とは?
- 2022年12月15日
- 肌のこと
みなさんの周りに、素肌がとても綺麗な方はいらっしゃいませんか?
その方にどうしてそんなに肌が綺麗なのですか、と聞いた時に、「生活習慣を整えている」と
言われた経験はありませんか?
たくさんの美容法が世に溢れている中で、みなさんが普段何気なく行っている睡眠は、
実は美肌を作るための大きな要素にも成り得るのです!!
「美肌は夜に作られる」という言葉がある通り、いつまでも美しくいるためには「良質な睡眠習慣」が
大切と言うことなのです。
インナーケアのひとつとしても注目されています「睡眠」が、いったいどのように美肌に作用するのか。
今回はこのことにつきましてお伝えしたいと思います。
今回のトピックはこちら
①肌の不調は身体からのサイン!? 美容と睡眠の関係とは |
②美肌へと導く睡眠ホルモンについて |
③睡眠ホルモンの働きについて |
④睡眠の質を高める方法とは? |
⑤終わりに… |
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肌の不調は身体からのサイン!? 美容と睡眠の関係とは?
寝るだけで美容に良いのであれば、今夜からでも実践できますし、
こんな簡単な美容法を取り入れない訳にはいかないですよね。
皆さんも是非!今夜から実践してみてください!
しかし、ただ眠れば良いという訳ではありません。
美容に良い睡眠には「質の高い睡眠」が必要不可欠です。
そして、質の高い睡眠を叶えるためには、いつくかの準備やコツを知る必要があります。
まずは、「美容と睡眠」の関係性を理解するところから始めてみましょう。
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美肌へと導く2種類のホルモンについて
実は睡眠中にアンチエイジングに欠かせない2種類のホルモンが分泌されているということをご存知ですか?
「寝ないと老ける」なんて言葉を聞いたことがあるしれませんが、まさにこのホルモンが関係しています。
まずひとつ目に、入眠3時間に分泌される「成長ホルモン』
新陳代謝を促し、日中に浴びた紫外線や外気等からのダメージを修復してくれる働きがあります。
小児期には背を伸ばす働きや、また成人になってからは筋肉や骨、皮膚を強くする働きがあります。
そのため日々の疲れを睡眠で取り、翌朝スッキリ目覚めるためには、この成長ホルモンが欠かせないのです。
そして、ふたつ目が睡眠ホルモンと言われている「メラトニン」
先ほどご紹介した成長ホルモンの分泌を促す役割があり、夜間から睡眠中にかけて分泌されます。
また、メラトニンには、身体の中を錆つかせない強力な抗酸化力が備わっていて、
その効果はあのビタミンCやビタミンE以上とも言われています。
さらにこのホルモンには体内時計を整える働きもあるため、毎日決まったの時間帯に眠くなってくるのも
このホルモンが関係しています。
美容というとスキンケアを想像しがちですが、スキンケアによるお肌の外側からのからのお手入れだけでなく、
インナーケアとして睡眠を見直していきましょう。
また、大人ニキビや吹き出物などの肌トラブルにも、質の高い睡眠が最も有効なケア方法とも言われています!
肌の水分・油分のバランスの乱れが原因となる思春期ニキビとは違って、生活リズムの乱れが原因となる
大人ニキビでは、生活習慣を整えることが必要不可欠です。
そのため睡眠習慣の見直しがとても大切なのです。
これまでお伝えしてきたことをまとめますと、
やはり素肌美人には、スキンケアだけでなく、質の高い睡眠を取ることが大切です。
では、ここからは、睡眠が肌にどのような影響を与えているのかにつきまして具体的にお伝えしていきます。
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睡眠ホルモンの働き
先ほどお伝えした、睡眠中に分泌される「成長ホルモン」と「睡眠ホルモン(メラトニン)」の
それぞれの役割を簡単にまとめます。
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成長ホルモン
① 抗利尿作用で体内の水分蒸発を防ぎ、肌ツヤを改善させる
② ①により、肌の水分保湿量を増やす
③ 皮膚のターンオーバーを促進させる
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睡眠ホルモン(メラトニン)
① 質の高い睡眠をもたらし、成長ホルモンの分泌を促進させる
② 活性酵素を除去する
③ ②により、肌の老化を遅らせる
このような役割が備わっています。
つまり、質の高い睡眠は、肌荒れの改善・シワやシミの予防・肌のキメを整える・美肌へと導く効果が
期待できるということです!
そのため、美肌を手に入れる1番の近道は、
「睡眠の大切さを意識し、質の高い状態で習慣化させる」ことなのです!
ここまでは、睡眠がいかに美肌のために大切なのか、ということにつきましてお伝えしてきました。
ではここからは、睡眠の質を高める方法についてお伝えしていきます。
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睡眠の質を高める方法
先ほどもお伝えしました通り、睡眠の質を決めているのは睡眠ホルモンと言われている「メラトニン」です。
夜間にメラトニンがきちんと分泌されることにより、睡眠の深さと時間が安定した質の高い睡眠を
取ることができ、美容効果も高まります。
また、メラトニンの原材料は、幸せホルモンとして有名な「セロトニン」です。
セロトニンは女性ホルモンのバランスを安定させ、また肌にハリやツヤを与える効果もあるため
若見えの効果が期待されています。
そのために、まずは「日中に分泌されるセロトニンを増やす行動+夜間に分泌されるメラトニンを
減らさない行動」を取ることが重要になります!
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幸せホルモン「セロトニン」を増やす行動
① トリプトファン・ビタミンB6・タンパク質・糖質を摂る
② 朝起きたら太陽の光を5分程度浴びる
③ 日光に当たり、軽い有酸素運動をする
④ よく噛んで食事をする
⑤ 信頼できる人(家族・友人・パートナーなど)とコミュニケーションをとる
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睡眠ホルモン「メラトニン」を減らさない行動
① 激しい運動は、就寝3時間前までに済ませる
② 食事は就寝2〜3時間前までに済ませる
③ 就寝前にスマホやパソコンなどの人工的な光(ブルーライト)を目に入れることを避ける
④ 寝る前にカフェインやニコチンの摂取は避ける
これらが良質な睡眠を取るために重要なカギです。
もしこれらの行動がでてきていないな、ということであれば、是非一度見直してみてください。
当てはまる事が沢山あって何から始めたら良いのか分からない!という方は
誰でも簡単ですぐに実践できる次の3つから始めてみましょう!
①朝起きたら太陽の光を浴びる
目覚めと同時に太陽の光を浴びることで、睡眠中に分泌されるメラトニンの分泌が抑えられ、
夜自然に眠りにつけるようになる睡眠の予約スイッチが入ります。
またこの時に同時に交感神経のスイッチも入り、朝から元気に活動する事ができますよ。
②日光に当たり、軽い有酸素運動をする
日光に当たりながら軽い運動をすることで、幸せホルモンのセロトニンが分泌されます。
このセロトニンが夜メラトニンに変わり、質の高い睡眠を促してくれます。
軽い運動といっても無理に時間を作る必要はなく、出勤時に最寄り駅まで歩いたり、
昼休憩に軽く散歩するなどでも十分効果的です。
③寝る前にスマホやパソコンなどの光(ブルーライト)を目に入れることを避ける
就寝前にスマホを見ている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
寝る直前まで動画を見たり、仕事が終わらずギリギリまで作業をしていると自律神経が上手く切り替わらず、
大事な成長ホルモンの分泌を減らしてしまいます。
また、寝る前にメールを1通読んだだけでも、脳はエスプレッソを2杯飲んだ時と似た覚醒状態になる
とも言われています。
可能であれば、就寝1時間前を目処に早めに切り上げましょう。
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終わりに
いかがでしたか?
どれも少しの意識だけで今すぐ始められそうなことばかりですよね。
「肌を整えるってこんなに簡単なことだったのか!」と思っていただける内容ばかり
だったのではないでしょうか。
ぜひ皆さまも今の生活をほんの少しだけ整えて、素肌美人になるための睡眠習慣を始めてみませんか。
また、鍼灸治療はこの自律神経を整える働きもあり、睡眠の質を高める事にも役立ちます。
もしお困りの際は、お気軽にご相談下さい!
また、当院では睡眠の改善に向けた「頭の鍼コース」をご用意しています。
自律神経を整え睡眠の質を上げることを狙って鍼で頭全体の筋肉を刺激していきます。
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お仕事疲れから頭が重たく感じる、翌朝スッキリ起きられず困っている方は、是非一度お試し下さい!
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私が書きました!
佐戸井 恭市KYOICHI SATOI
鍼灸師
所属:グラン治療院東京院
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