“夏”のスキンケアについて
- 2023年07月18日
- 肌のこと
こんにちは、グラン治療院の中村です。
夏の時期になり私たちのライフスタイルや環境は一変します。
紫外線の強さ、温度の上昇、アウトドアの活動の増加など、夏は明るく満ちた季節です。
しかし、一方で夏の厳しい環境は私たちの肌に様々な影響をもたらします。
紫外線による日焼けや肌荒れ、過剰な皮脂分泌など
夏のお肌事情には注意が必要です。
今回はそんな夏の時期のスキンケア方法についてご紹介させていただきます。
この記事を通して、まずは基本的なスキンケア方法を知っていただければ幸いです。
1. 日焼け止めを欠かさない
日焼け止めは夏のスキンケアの基本です。紫外線から肌を守り、
シミやシワの原因となるメラニンの生成を防ぎます。
日焼け止めのSPF値が高いほど紫外線からの保護効果が高まりますが
必要以上に性能が高い日焼け止めは、落としにくいなど肌に負担がかかって
肌トラブルを引き起こす原因になることもありますので
それぞれのシーンに合わせて選ぶようにしましょう。
例
・SPF15~30: 日常的な屋内および屋外での短時間の滞在、日常的な活動の場合。
・SPF30~50 :長時間の屋外活動、特に春から夏にかけての強い日差しの時期。
・SPF50以上:非常に強い紫外線での長時間の屋外活動、水泳やスポーツなどでの使用。
2. しっかりと洗顔する
汗や皮脂が増える夏は、しっかりと洗顔することが必要です。
しかし、洗顔しすぎると肌の乾燥を招くこともあるので、適度な洗顔を心掛けましょう。
①適切な洗顔料を選ぶ
自分の肌質に合った洗顔料を選ぶことが重要です。
脂性肌の場合はさっぱりとしてタイプ、乾燥肌の場合は保湿成分が含まれておるタイプがいいです。
また刺激の少ない洗顔料を選ぶと肌への負担を軽減できます。
②朝と夜の洗顔
夏の暑さや汗によって皮脂の汚れがたまりやすく、ニキビや吹き出物が増えることがあります。
朝に洗顔するメリットは洗顔料で寝ている間の汗・皮脂汚れや夜のスキンケアの残りを洗い流して
ニキビなどの肌荒れを防ぐことです。
皮脂の汚れを放置すると毛穴の詰まりになってしまうので、しっかり落としましょう。
3. 保湿を怠らない
夏のスキンケアにおいても保湿は非常に重要です。
多くの人が厚い季節には保湿が不要と感じるかもしれませんが
実際には夏の気候や日焼け、エアコンの影響などにより、肌は乾燥しやすくなります。
①保湿剤について
夏は脂性肌の人も多いため、重すぎない、オイルフリーやジェルタイプの軽い保湿剤を選びましょう。
重たいクリームタイプは肌に負担をかけることがあります。
②化粧水での保湿
洗顔後、化粧水をたっぷりと使って肌に水分を与えることが大切です。
化粧水は水分を肌に閉じ込める役割がありますのでこまめに使用することでお肌の乾燥から守ります。
特に気温が高い夏の時期ですと熱によって水分が蒸発してしまいますので
普段よりも多めに化粧水をつけていただくことをおススメします。
夏の保湿は肌の健康を保つうえで欠かせない要素です。
肌質や環境に合わせて適切な保湿ケアを行い、乾燥からお肌を守りながら美しい肌を保ちましょう。
4. 栄養豊富な食事を摂る
ビタミンCやビタミンE、抗酸化作用のある食品を積極的に摂取しましょう。
内側から肌をサポートすることで、紫外線などの外的要因から肌を守ることができます。
ビタミンC
野菜:赤、黄ピーマン、ブロッコリー、カリフラワー
果実:レモン、アセロラ、キウイフルーツ、グレープフルーツ
ビタミンE
野菜:アボカド、とうもろこし、カボチャ、玉ねぎ、枝豆、茄子
油脂:ひまわり油、紅花油、こめ油、なたね油
動物性食品:すじこ、ツナ缶(油漬け)、たらこ(焼き)
いかがだったでしょうか
夏は素敵な思い出を作る季節でもありますが、
紫外線や湿度の影響から肌トラブルが増える時期でもあります。
ですが、適切なケアを心掛けることで、輝くような肌を手に入れることができるのです。
ぜひ、日焼け止めを塗り忘れずに、遮光効果のある帽子や日傘を持ち歩いて
外出時の紫外線対策をしっかり行いましょう。
そして、適度な保湿を忘れずに行うことで、乾燥や肌荒れを防止できます。
特に夏の季節になると気温の上昇により熱中症のリスクも高まります。
こまめに水分補給をし、なるべく室内で過ごすようにし、無理をせずにお過ごしください。
それでは、皆さんがこの夏を心地よく楽しめるよう願っています。
充実した夏をお過ごしください。
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私が書きました!
佐戸井 恭市KYOICHI SATOI
鍼灸師
所属:グラン治療院東京院
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