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入浴

湯船浸かる事で得られるメリットとおススメの入浴方法

2023年08月17日
入浴

皆さんはお風呂に入る時はどのようにしていますか?

夏場の熱い時期や忙しい時にはシャワーだけでサッと済ませる方もいれば、ゆっくりと湯船に浸かりながらリラックスする方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、湯船に浸かることによるメリットとおススメの入浴方法についてご紹介いたします。

【 湯船に浸かる事で得られる3つの作用 】

湯船につかる事で、私たちの体に「温熱」「静水圧」「浮力」という3つの大きな作用をもたらします。

それぞれの作用がどのように効果を発揮するのか、詳しく見てみましょう。

 

1. 温熱作用

湯船に浸かることで、温かいお湯がじんわりと体温を上昇させ、血管を広げます。

この温熱の力によって、新陳代謝や代謝活動が活発になります。疲労回復やこわばったコリの改善にもおススメです。

 

2. 静水圧作用

湯船につかることで体全体に水の圧力がかかります。

皮膚の下に広がる血管やリンパにも大きな圧が加わることで手足にたまった血液が押し戻されて心臓の動きが活発になり、これによって体内の循環が活性化します。

血液やリンパが滞りなく流れることで、巡りが良くなります。

 

3. 浮力作用:

湯船につかる事でプールや海に入ると体が浮くように、湯船でも浮力が働きます。

空気中に比べると水中での体の重さは普段の約10分の1程度となる為、一時的に重力の影響が緩和され筋肉や関節負担を解放する事が出来ます。

 

この3つの作用により、湯船に浸かることで得られるメリットは計り知れません。シャワーだけでは味わえない、健康と美容への効果が詰まっています。

冷え対策や健康維持、美しさを追求するためにも、ぜひ湯船にゆっくりと身を委ねてみてください。

【 おススメの温度と時間 】

お湯の温度は3840℃で15分程度、湯船にゆっくりと浸かる事で体の中から温める事ができます。

また少しぬるめの温度に浸かる事で、副交感神経の働きを高めて心身ともにリラックスさせることができます。

さらに、入浴は睡眠と密接な関係があります。湯船に約15分間、38~40度のお湯でゆっくりと浸かることで、深部体温が約0.5度上昇します。

その後、約60~90分かけて徐々に体温が下がり、手足から熱を放出します。この体温の変動によって眠気が誘われ、このタイミングで布団に入るとスムーズに入眠へと移行します。

 

逆に、42℃以上の熱めのお湯に入ると交感神経が優位になり、目が覚めてしまうことがあります。そのため、夜には少しぬるめの湯船にゆっくりと浸かり、副交感神経の働きを高めることが大切です。冷えと睡眠でお悩みの方はぜひ一度お試しください。

 

【 入浴方法 ~分割浴~ 】

 

心拍数を急上昇させることなく血流量をアップさせ、体の負担をおさえた入浴に「分割浴」と呼ばれる方法があります。

 「分割浴」は短い時間入浴し休憩した後、また入浴を繰り返す方法で、3840度であれば、5分入浴→3分休憩→8分入浴→3分休憩→3分入浴を行っていきます。

 この入浴法は、一件大変そうに思えますが、休憩の時間帯で髪の毛を洗ったり、身体を洗っていただくと無理なく行う事ができます。

 温泉にいくと無意識にこの方法を行っていると思いますので、自宅でも是非試してみてください。

 

 

私が書きました!

川﨑 真澄MASUMI KAWASAKI

鍼灸師

所属:グラン治療院横浜スパイアス院
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