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冷えのこと COLD SENSITIVITY

【体質別】あなたはどのタイプ?5つの冷えタイプ診断

2019年06月12日
冷えのこと

こんにちは。
表参道、横浜のグラン治療院の鍼灸師・萩原です。
前回の記事では、冷えについて2つの大まかなタイプをご紹介させて頂きました。
今回はさらに詳しく、東洋医学的に冷えを5つのタイプに分類してご紹介させて頂きます。

■目次
1.瘀血(おけつ)タイプ
2.血虚(けっきょ)タイプ
3.気虚(ききょ)タイプ
4.気滞(きたい)タイプ
5.水滞(すいたい)タイプ

瘀血(おけつ)タイプ

血の流れが滞っており全身にうまく血液が回っていないので、末端が冷えやすくなる。

<特徴>

・手足の先端が冷えている

・月経周期が乱れがち

・生理痛や肩こりがひどい

・あざができやすい

・シミが多い

・目の下にクマができやすい

・生理痛が重い、レバー状の血の塊が出る

・頭痛、腰痛

・冷えに伴うジンジンとした痺れ

・便秘気味

・歯茎や唇の色が紫がかっている

・汗をほとんどかかないor大量にかく

この瘀血タイプは男女共に当てはまる方が多く、また運動不足の方に多く見られます。
血の巡りを良くしてあげて冷えを解消しましょう。

 

血虚(けっきょ)タイプ

血の量が不足しているため全身に充分な血が巡らず様々な不調となって現れます。

<特徴>

・手足の先が冷えやすい

・顔色が冴えない、青白い

・爪が割れ易い、白っぽい

・疲れ易い

・生理の時の血の量が少ない、生理周期が遅れ気味

・めまい、たちくらみ、動機

・肌荒れが気になる

・髪がパサパサしている

・肌が乾燥する、唇が荒れる

・手足がつりやすい

・集中力がない

・寝つきが悪く良く眠れない

血虚タイプは月経が関係しているため、男性より女性に多く見られます。
血の量を増やして巡りを良くしてあげましょう。

 

気虚(ききょ)タイプ

『気』は全身に血や水を巡らせるために必要です。エネルギー不足による場合と、エネルギーの消耗が多い場合の2つが原因として考えられます。

<特徴>

・すぐに疲れてしまい体力がない

・食べる量が少なめ

・運動は嫌い

・風邪をひきやすい

・胃腸が弱い

・元気が出ない・体温が低い

・むくみがち

・朝が苦手

・声が小さく息切れしやすい

不足している気を補って気の巡りを良くしましょう。

 

気滞(きたい)タイプ

気の巡りが悪く滞りがちなので血をうまく動かすことができず冷えてしまいます。

<特徴>

・冷えのぼせがある(下半身は冷えているけど、頭や顔がのぼせる)

・生理前にイライラしたり過食になる

・気分にむらがある

・普段からストレスが多い

・胃もたれ感がある

・ゲップやおならが多い

・月経前にむねがはる

・自律神経が乱れ易い

・胸や喉がつかえた感じがする

・お腹が張る

・動機や吐き気がある

・焦りや不安感がある

全身の気の巡りを良くし循環を良くしましょう。

 

水滞(すいたい)タイプ

身体の水はけが悪いことにより体内に水が滞り、冷えやむくみを感じやすいタイプです。

<特徴>

・お腹や腰回りが冷えている

・夏でもホッカイロが手放せない程度の強い冷え

・トイレが近い

・冷えるとすぐ下痢をする

・体が重い

・お腹と手足が冷え易い

・胃腸がチャポチャポいう

・浮腫が気になる

・大汗をかく

・喉が詰まり易い

・鼻水、たん、唾が多い

体内の水の巡りを良くし冷えを解消しましょう。
さて、ご自身はどのタイプだったでしょうか。
次回はタイプごとの対処法をお伝えしてまいります。

私が書きました!

彦山 大樹DAIKI HIKOYAMA

鍼灸師

所属:グラン治療院横浜スパイアス院
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