血虚(けっきょ)タイプ|冷えについて
- 2019年06月14日
- 冷えのこと
ひとえに「冷え」といっても東洋医学では様々な冷えタイプがあると考えられています。
以前の記事では、5つの冷えタイプについてご紹介しました。
今回は特に女性に多い血虚(けっきょ)タイプの「冷え」について、おすすめのツボや漢方も合わせてご紹介します。
■目次
1.栄養不足の血虚(けっきょ)タイプ
2.積極的に摂りたい食べ物
3.おすすめのツボ
4.セルフケアアイテム
5.血虚(けっきょ)タイプにおすすめ漢方
「血」が不足している血虚(けっきょ)タイプ
血虚タイプの方は、身体の栄養素である「血(けつ)」が不足していて循環が悪くなることで、全身に栄養を行き渡らせることができない状態です。そのため血色が悪く、髪や肌などが乾燥しがちで、手足のしびれや立ちくらみなどが起こりやすいのです。ケガや手術などで多く出血した後や、特に女性は毎月の月経なども関係し、血虚になりやすいと言えます。基本的に栄養が足りていないタイプなので、無理なダイエットや偏食・減食・欠食などは避け、バランスの良い食事を意識しましょう。過度な食事制限や冷たいもの、生もの、脂っこいもの、甘いものの摂りすぎ、インスタント食品の多用にも要注意です。
積極的に摂りたい食べ物
血を補う食べ物として、鉄分やビタミンB12を多く含む、レバーやほうれん草などがおすすめです。
また鉄分は動物性たんぱく質やビタミンCと一緒に食べると吸収率が高まると言われています。
- 動物性たんぱく質
血液中の赤血球やヘモグロビンの材料となる大切な栄養素。
魚介類、肉類、卵、大豆製品、乳製品など・・・
- ビタミンC
食物中の鉄が身体で利用されるためのなくてはならないもの
レモン、イチゴ、キウイ、みかん、ブロッコリー、パプリカ、じゃがいも、さつまいも・・・
- ビタミンB12
正常な赤血球を作るために必要な栄養素。
レバー、魚介類、しじみ、あさり・・・
食べ合わせNG
緑茶・珈琲などに含まれるタンニンは鉄(特に大豆・野菜・海藻などの植物性食品に多く含まれる非ヘム鉄)の吸収を妨げるため、摂取する場合は食事中は控えて食後30分程度空けてから飲むことをおすすめします。その他にもタンニンはワイン、紅茶、、ジャスミン茶などにも含まれています。
血虚(けっきょ)タイプにおススメのツボ
三陰交(さんいんこう)
内くるぶしのいちばん高いところに小指をおき、指幅4本そろえて、人さし指があたっているところ。
足のむくみ・冷え・更年期の症状など女性特有の不調には特に押さえておきたいツボです。
血海(けっかい)
膝のお皿の内側の上から、指3本上あたり。
生理にまつわる不調によく使われます。
足三里(あしさんり)
膝のお皿のすぐ下、外側のくぼみに人さし指をおき、指幅4本そろえて小指があたっているところ。
すねの骨のすぐ外側にあります。足の疲れやむくみ、胃腸症状にもおすすめ。
おすすめセルフケアアイテム
せんねん灸<長生灸>
シールタイプで取り扱いも簡単なので、初めての方でも簡単にセルフケアとしてお使い頂けます。自宅でも使いやすいよう煙が出ないタイプや煙に香りのついたアロマ灸など種類も豊富です。
パイオネックス<円皮鍼>
こちらは皮膚に貼るタイプの鍼(はり)です。丸いテープに樹脂でごく短い長さの鍼が固定されていて、皮膚に貼って使用します。貼った後はほぼ違和感なく過ごして頂けます。
おすすめ漢方3選
十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)
全身が弱っていて、「気」や「血」が不足している方に向いています。
倦怠感、貧血、皮膚の乾燥、食欲不振、手足の冷え、病後・手術後の体力低下をはじめ、産後の衰弱、貧血、冷え症の改善など、さまざまな目的で使われています。
帰芍薬散(とうきしゃくやさん)
体力がなく、貧血傾向・疲れやすい方向き。生理不順や足腰の冷えが気になる方に。
加味帰脾湯(かみきひとう)
最近ぐっすり眠れていない・食欲がなく寝不足気味・夢をよく見る。
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私が書きました!
彦山 大樹DAIKI HIKOYAMA
鍼灸師
所属:グラン治療院横浜スパイアス院
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