中途覚醒
- 2023年10月31日
- 睡眠
ストレス社会の中、何をしても楽しくなく、気持ちが落ち込んでいる、不安や焦り・イライラ感などの精神的な症状や寝れない、ダルイ、疲れやすいといった症状が体に現れている方もいるのではないでしょうか。
中途覚醒
「中途覚醒」とは、一度入眠したあと、翌朝起床するまでの間に何度も目が覚めてしまうこと。 また、「早朝覚醒」は、通常の起床時刻の2時間以上前に覚醒し、その後再入眠できないか、入眠できても熟睡できない症状のことです。
原因
・ストレスと不安
日常生活のストレスや不安感が中途覚醒の主要な原因となることがあります。過度のプレッシャーや悩みが深夜に意識の中で浮かぶことで目が覚め、寝つけなくなります。
・睡眠障害
睡眠時無呼吸症候群や不眠症などの睡眠障害は、中途覚醒の原因となります。呼吸の問題や寝つきの悪さが中途覚醒を誘発することがあります。
・睡眠リズムの乱れ
不規則な生活スケジュールや長時間のデバイス利用などが、睡眠リズムの乱れを引き起こし、中途覚醒を誘発することがあります。
・環境要因
騒音や明るさなどの環境要因も中途覚醒に影響を与えます。不快な環境で寝ていると、夜間に何度も目が覚めることがあります。
・身体的要因
身体的な不快感や痛み、尿意の感じ方が中途覚醒を引き起こすことがあります。特に慢性的な痛みや泌尿器系の問題が関連します。
・喫煙や飲酒
喫煙や飲酒は睡眠に悪影響を及ぼすことがあり、中途覚醒の原因となることがあります。
・薬物や医薬品
特定の薬物や医薬品、特に刺激性のものや抗うつ薬など、睡眠に影響を与える薬物の使用が中途覚醒を引き起こすことがあります。
症状
・目が覚める
夜中に目が覚め、睡眠サイクルが中断されます。これは通常、夜中や早朝に起こります。
・難易度の増加
目が覚めると、その後の再入眠が難しくなります。睡眠に戻るのに時間がかかることがあります。
・睡眠の断片化
中途覚醒により、睡眠が断片化し、深い睡眠段階に入る機会が減少します。
・日中の影響
中途覚醒が頻繁に発生すると、日中の活動や注意力に影響を与えることがあり、疲労や不快感を引き起こします。
・睡眠不足
中途覚醒により、夜間の十分な睡眠を得ることが難しくなり、慢性的な睡眠不足が発生する可能性があります。
セルフケア
・睡眠環境の改善
静かで暗い寝室を確保し、快適な寝具を使用します。
・睡眠リューティンの確立
一定の就寝時間と起床時間を維持し、規則的な睡眠サイクルを確立します。
・ストレス管理
ストレスが中途覚醒の原因である場合、リラクゼーション法やストレス軽減の方法を実践します。深呼吸、瞑想、ヨガなどが役立つことがあります。
・適切な食事と運動
適切な食事と運動は健康的な睡眠を促進します。
・カフェインとアルコールの制限
カフェインやアルコールは睡眠に悪影響を及ぼすことがあります。特に夜遅くに摂取を避けましょう。
・デバイスの制限
寝る前にスマートフォンやコンピュータなどの電子デバイスの使用を制限し、ブルーライトの影響を軽減します。
・睡眠前のリラックス
寝る前にリラックスできるアクティビティを実施します。読書、入浴、音楽、静かなヨガなどが有効です。
・ベッドでの活動の制限
ベッドでの活動を寝る場所に関連づけることで、睡眠と関連づけられるようになります。ベッドは寝るための場所として使うように心がけましょう。
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私が書きました!
彦山 大樹DAIKI HIKOYAMA
鍼灸師
所属:グラン治療院横浜スパイアス院
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