骨盤底筋群を鍛えるのはなぜ大切？

近年では、腟トレというワードを目にする機会が増えましたね。

腟を鍛えるトレーニングのことを指し、具体的には骨盤底筋群を鍛えます。

この骨盤底筋群は、骨盤の底にある複数の膜のような筋肉で、ハンモックのようなイメージで、子宮や膀胱、腸などの臓器を支えています。

今日は
「なぜ骨盤底筋群を鍛えることが大切なのか？」
ということをお話ししていきます。

それは、意識しないと動かすことが少ない場所だからです。

つまり、意識しないと鍛えられないということです。

筋力は20代がピークといわれており、それ以降は衰えていきます。

さらに骨盤底筋群は排便や排尿をコントロールする役割も担っています。

そのため、衰えると尿漏れがおこりやすくなるのです。

また、お尻の位置がさがってきたなど、体型にも影響は出てきます。

加齢だけではなく、過度なダイエットや運動不足など、骨盤底筋群が衰える要因はさまざま。

だからこそ、世代に関係なく、鍛えた方がいいのです。

骨盤底筋群を鍛えるタイミング

はじめやすいのが、興味がでてきたときです。

何事も、興味関心がないと始めたり続けることが難しいと思うので、興味が出てきたときにぜひ行動してみてください。

尿漏れは産後に起きやすいと言われていますが、経験がない場合でも起きることはあります。

くしゃみをした時に尿が出てきた、トイレを我慢することがむずかしくなった、残尿感があるなど、尿漏れを経験したことがある場合は、骨盤底筋群が衰えている証拠可能性があります。

尿漏れ同様に、骨盤底筋群が衰えている可能性があるサインです。

湯船から出ようと立ち上がった時や身体をタオルドライしている時などに、腟のあたりかたお湯がでてくる感じがあった場合は、腟内にお湯が入っているかもしれません。

確認してみてください。

足を閉じた状況でまっすぐ立ち、そのまましゃがみます。

お尻は床につけず、その状態から立ち上がってみてください。

バランスを崩す、立ち上がれない場合は要注意。

骨盤底筋群を鍛えながら、定期的にこの動作で確認をしてみてください。

いかがでしょうか？

１つでも当てはまる場合は、いまから骨盤底筋群を鍛えていきましょう。

書籍『うるおいの腟レッチ』にも、骨盤底筋群をながらで鍛える方法を記載していますが、

こちらの取材して頂いた記事にも少しご紹介しているのでぜひご覧ください。

私が書きました！