COLUMN

腰痛

座っている時の腰への負担は立っている姿勢の〇〇倍!?

2021年05月27日
腰痛

こんにちはグラン治療院の佐戸井です。

 

今回お話しする内容は、腰痛にお悩みの方必見です。

 

腰が痛くて仕事や勉強に集中出来ない。

同じ姿勢でいることが多い。

 

そのなかでも座っていることが多い方!

実は、その姿勢が1番よくありません。

 

今日は腰痛にお悩みの方が少しでも改善する方法をお伝え致します。

 

なぜ座り姿勢が一番腰によくないの?

 

同じ姿勢をとり続けると血液の流れが悪くなり筋肉は硬くなります。

 

硬くなった筋肉は『痛み』として悲鳴をあげ教えてくれます。

 

そのまま放置し続けると、座っていても楽な姿勢を見つけようとするはずです。

これは意図的にではなく、気が付かないうちにそうなっていることが殆どです。

 

ここまでくると悪循環の始まりです。

 

硬くなった筋肉はそののまま、楽な姿勢をとることで本来なら負荷がかかるはずのない周りの筋肉にも悪い影響を及ぼしてしまいます。

 

腰回りで影響を受けやすい筋肉

殿筋(でんきん)

お尻にある筋肉で立っている時に身体を支える大事な筋肉ですが、座っているとその筋肉が働いてくれません。

お尻の筋肉が弱くなると、姿勢の中心でもある骨盤を支えることが出来なくなり、腰への負担が増して痛みが出てきます。

 

起立筋(きりつきん)

頭部から骨盤まである長い筋肉です。

起立筋は背骨を立たせて姿勢を維持する作用がありますが、前屈みで座っていると筋力は弱くなります。

弱くなると背骨を立たせてくれず姿勢は前屈みになり、それを支えようと肘をついたり、猫背になったりと影響がでてきます。

骨盤や腰の骨も正しい位置ではなく歪んで痛みを引き起こす原因になります。

 

その他にも腰方形筋、腸腰筋など腰の痛みの原因になる筋肉はまだまだあります。

 

座っている時の腰への負担は立っている姿勢の〇〇〇倍?!

 

ここまでで、なぜ座り姿勢が腰の負担になるかがわかったとか思います。

 

立っている姿勢が腰にかかる負担が100%だとすると座っている姿勢はどれくらいの負担がかかっているか皆さんはご存知ですか?

 

なんと140%も腰に負担がかかっています。

 

座っていた方が楽なのに、立っている時より負担があるとは驚きです。

これだけではありません!

座っているときの腰にかかる140%の負荷は、姿勢正しく座っているときの数値なのです。

仕事や勉強の姿勢は座って前屈みになりますよね?

 

その時腰にかかる負荷は185%にもなるのです。

 

 

腰が痛くなった時どうするの?

私は鍼灸師の資格を取るとき図書館に缶詰状態でした。

そして何時間も同じ姿勢で座っていたため勉強に集中したいのに、腰の痛みが出てくると勉強どころではありませんでした。

勉強やデスクワークは何時間も集中し、同じ姿勢で前屈みになることが殆どだと思います。

 

私が実践していたお勧めセルフケアをご紹介致します。

●30分に一度立ち上がる。

腰回りの筋肉や骨盤の負荷を軽減させる。

身体の筋肉の殆どを占めると言われている足の筋肉が動かないと、血流の流れが悪くなり代謝も落ちますので、立つことをお勧めします。

 

●膝裏のマッサージ

立つことが難しい環境ではコレがお勧め!

座っていることで足の血液やリンパの流れも悪くなることを予防します。

お勧めツボ『委中

(膝の後にあり、膝を曲げた時に出来るシワの中心にあります)

委中を10秒ほど押したり、揉んでりします。

更に膝や踵を上下させ動かすことがお勧めです。

 

●シールタイプの鍼を貼る(パイオネックス)

『パイオネックス』とはシールタイプの鍼で、貼っているだけで鍼の効果を感じとることごでき、血流の停滞を防ぎ筋肉を緩めてくれます。

 

立ち上がることを忘れてしまう時もあるので、腰にパイオネックスを貼り予防していました。

お勧めツボ『腎兪』『志室』『大腸兪

腎兪

ちょうどウエストのくびれにあり、背骨から指2本外にあるツボです。

 

志室

腎兪からさらに指2本外で背骨からは4本外にあるツボです。

志室というツボは腰痛持ちの方は硬くなりやすく、押すと痛みを感じやすいツボです。

 

大腸兪

両側の腰とお尻の間にある骨(腸骨稜)の高さで一番高いところに線を引き背骨から指2本外にあるツボです。

 

 

コレらのツボは腰の血流を良くし硬く張った腰の筋肉を改善してくれる効果があります。

 

 

プロにツボを教えてもらいたい!という方に。

貼り方やツボがいまいちわからないという方の為に、グラン治療院では店舗に来店することなくプロの指導が受けられる、『オンライン鍼灸』というコースがあります。

オンライン鍼灸とは当院のオンラインショップでパイオネックスを購入して頂き、ご予約日時になりましたらお客様と私達スタッフがオンラインで繋がります。

画面でお顔を見ながら問診を行い、お客様のお悩みに合わせ、パイオネックスを貼る位置を私達がお伝えしていきます。

*パイオネックスはお客様自身に貼っていただきます。

家にいながら腰痛改善のツボを私達がご紹介致します。

(ネットやお電話でご予約可能です。)

また店舗で鍼灸治療を受け、パイオネックスをご購入していただいたお客様にはその場で貼ることも可能です。

如何でしたか?

ここまでくると座っているだけで腰痛が悪化する仕組みが解ったかと思います。

腰に違和感を感じたら私達に是非ご相談下さい。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

私が書きました!

佐戸井 恭市KYOICHI SATOI

鍼灸師

所属:グラン治療院東京院
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