足裏の痛み
- 2022年04月29日
- 冷えのこと
こんにちは。
グラン治療院の三村です。
皆さんは歩いたり走ったりすると「足裏の痛み」が出ることはありませんか。
その痛みの原因は「足底腱膜炎」かもしれません。
一般的にランナーの方に多く見られます。症状は繰り返し起こることが多い症状です。
今回は足底腱膜炎についてお話いたします。
足底腱膜炎
足底腱膜炎とは、足裏にある踵から足指の付け根の間で出てくる痛みの事です。足裏の足底腱膜が引っ張る力が強かったり、踵に強い圧が長時間かかることがあると出やすい症状です。
足裏の構造
足裏には3つの「アーチ」と呼ばれる足の土台が存在します。
アーチの3点の箇所に偏って体重をかけていたり、足の指をうまく使えていないとアーチは崩れやすくなります。
アーチには3つの役割があります。
①体重を分散し支える
②地面からの衝撃を吸収する
③膝や腰の負担をクッションの役割で軽減する
④バランス感覚維持
この役割を担っているのがすなわち足底腱膜と言われる部分です。
足底腱膜炎はどんな人に多い?
・スポーツによる足裏のオーバーユース
・長時間の立ち仕事
踵に負担をかけている時間が多く痛みが出やすいです。
・扁平足
足のアーチが低い為、3つの役割が通常アーチの方より体重の負担が強く痛みが出やすいです。
・ハイアーチ
アーチが高すぎても、足底腱膜の引っ張る力が強くなり痛みが出やすいです
・かかとの高い靴をよく履く
足の指に負担がかかり、アーチも崩れやすくなり痛みが出ます
・足首が硬い
ふくらはぎは足裏までついている筋肉が多く足首が硬くなると、バランスが悪くなり痛みを引き起こします。
足底腱膜炎の予防
足底腱膜炎の予防には筋肉を緩める、またストレッチすることをお勧めしております。
①テニスボール
床にテニスボールを置き、その上に足裏でボールを転がす様に動かす。
②腓腹筋ストレッチ
座った状態で片足の膝を立て、体重をゆっくり前に倒す。
最後に
足のアーチは体を支える上でとても重要な役割です。痛みが出ると生活に支障をきたし快適な生活を送る事ができなくなる事があるので日々の何気ないストレッチがとても重要です。
みなさんもぜひ実践して足底腱膜炎の予防をしてみてください
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私が書きました!
佐戸井 恭市KYOICHI SATOI
鍼灸師
所属:グラン治療院東京院
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