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お家ケア HOME CARE

姿勢を良くするためのストレッチ方法

2024年03月30日
お家ケア

こんにちは。グラン治療院の堀井です。

前回は私が身をもって知った「姿勢の大切さ」についてお話しさせて頂きました。

→前回の記事はこちら【悪い姿勢がもたらす影響

今回の記事では私も実践している良い姿勢になれるトレーニングやストレッチ方法をお伝えしていきます。

①ストレートネックを治すには

ストレートネック、別名「スマホ首」とも呼ばれ、本来であれば自然な湾曲を描いているはずの首の骨が真っ直ぐな状態になる事をいいます。

首に負担がかかり首肩凝りや頭痛などの不調が出ます。

 

【1】腰幅で立ち両手を背中で組む

【2】胸を開きながら、肘を伸ばして両手をできるだけ下ろす

【3】肩が上がらないように両手を上げる

【4】15~30秒キープ

 

②猫背を治すには

猫背とは背骨が曲がり背中全体が丸くなった状態です。

腰椎に過剰な負担がかかり、腰痛に繋がる事もあります。

 

【1】床に仰向けに寝て、筒状に丸めたタオルを肩甲骨の下あたりに置く

【2】つま先をできるだけ伸ばし、両手は頭の上に伸ばす

【3】30秒~1分キープ

 

③巻き肩を治すには

巻き肩とは肩が胸よりも前に出るように歪んだ状態です。

前方に出た肩の筋肉によって胸の筋肉や肋骨が圧迫され、呼吸が浅くなってしまいます。

 

【1】肩と同じ高さに腕を伸ばす

【2】手のひらを上に向け、小指側の面を壁につける

【3】手は固定したまま、体を壁と反対方向にねじる

【4】20秒キープ

※反対側も同様に行う

 

④反り腰を治すには

骨盤は「ねじれ」「傾き」「広がり」など様々な形で歪みます。

その中でも多いのが骨盤が前傾している状態の反り腰タイプ。

反り腰の状態が続くと常に腰に大きな負担が掛かかるため、慢性的な腰痛やむくみや冷えなどの症状が現れます。

 

【1】イスに対して横向きに立ち、背中をまっすぐ伸ばした状態で浅めに腰を掛けて座る

【2】内側の足を斜め前に出し、外側の足を斜め後ろに大きく引く

【3】背筋を伸ばしたままでお腹を突き出すように重心を前に移す

【4】外側の足の太ももの前側が伸びているのを感じた状態で20秒キープ

※反対側も同様に行う

 

いかがでしたか?

デスクワークの合間にもできる簡単なストレッチですので、是非お試しください。

またストレッチだけでなく、姿勢を意識しながら生活することが大切です。

普段使えていない筋肉や邪魔している筋肉をアプローチする事で、いい姿勢が保ちやすくなり、様々な症状が改善していきます。

そこで、是非グラン治療院の鍼灸治療をお試しください。

 

私が書きました!

佐戸井 恭市KYOICHI SATOI

鍼灸師

所属:グラン治療院東京院
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