COLUMN

肌のこと SKIN

おでこのシワ

2020年12月01日
肌のこと
ご来店されるお客様のお悩みの中でも多いのが眉間やおでこのシワ。
目をパッと開いた時や、化粧をする時、ふとした瞬間気づくとシワが・・・
おでこにしわがあると老けて見えやすい印象に。しわが深く刻まれてしまう前にしっかりとケアしていきましょう。

シワができる原因

主にシワができる原因として、

・表情筋の使い方のクセ

肌のハリの減少

大まかにこの2つがあります。

表情筋の使い方のクセ

加齢に伴う肌の弾力の低下によるシワは30代以降の方に多く見られますが、
弾力の低下に加え、表情筋の使い方のクセによりおでこのシワを助長させてしまっていることが多くあります。
また、10代、20代の方でもおでこにシワができてしまう方は表情筋の使い方の癖によるものがほとんどです。
おでこや眉周りは前頭筋や愁眉筋、鼻頭筋など大きな筋肉が集まっているため、力が入りやすく、大きい動きがしやすいため無理に力が入りやすい場所です。
皺眉筋・・しかめっ面をするときに働く筋肉(この筋肉が硬いと眉間の縦しわになりやすい。)
鼻根筋・・眉の間の皮膚を引き下げ嫌悪の表情をつくる筋肉(鼻の付け根の横じわになりやすい。)
前頭筋・・眉を引き上げる筋肉。
眼輪筋・・目を閉じる筋肉。

おでこのシワの原因で多い動作は主に、「目を見開いた時」

この動き自体は問題ないのですが、どこの筋肉を使っているか、ということがポイントになります。
「目を開く」という動作は、
「まぶたを持ち上げる筋肉」である眼瞼挙筋が主に使われます。
補佐的に前頭筋、上直筋ミュラー筋が使われています。
主である眼瞼挙筋をしっかり使えていないと、
代わりに1番大きい前頭筋(おでこの筋肉)を使ってしまいその積み重ねで結果、おでこにシワが定着してしまうのです。
前頭筋は眉を上に上げる筋肉です。
おでこのシワを気にされている方に目を開いて下さいと言うと、ほとんどの方が前頭筋を使って眉を上げてしまっています。

眼瞼挙筋トレーニング

前頭筋を使わず目を開くトレーニングです。
おでこが動かないよう手で軽く押さえ、目の奥を意識しながら目を上に向けます。
おでこが動かなくなってきたら、瞼を上げる筋肉である上眼瞼挙筋が上手く使えてる証拠です。
できるようになってきたら、手を外して練習してみましょう。
はじめは、意外と難しいと言う方が多いですが何回か繰り返すうちに出来るようになってきますので、ぜひ試してみてください。

 

目の酷使、眉をひそめる表情筋の習慣もシワに影響

スマホやPCの長時間の使用により、目の筋肉が凝り固まり、眉をひそめた状態でPCやスマホを見続けていると、その表情の習慣もシワが増える原因となってしまいます。
集中して画面を見つめ目の動きがない状態が続くと、眼球を動かしている6本の筋肉と、ピントを合わせるための筋肉が凝り固まって疲労を起こします。
《眼球を動かす筋肉》
上直筋は補佐的ではありますが、目を開く時にも使われる筋肉です。おでこのシワへの直接的な原因ではありせんが、間接的に影響を及ぼしてしまいます。

《ピントを合わせる筋肉》

疲れ目、眼精疲労の解消法

①意識的にまばたきをする

一般的に瞬きの回数は約15~20回/分ですが、読書中は約10回/分、PC作業時には約10回/分と何かに集中している時は瞬きの回数が減少します。まばたきをすると目の周りの筋肉がストレッチされるのでドライアイ防止にもつながります。

②疲れ目ほぐし体操

眼球を支えている筋肉のバランスが崩れると疲れ目、眼精疲労に繋がり、それが原因で首肩のコリにも繋がってしまいます。意識的に動かすことで凝り固まった目の筋肉をほぐしましょう。

 

目を上下、左右、寄り目、目をぐるぐる回す。

③遠くを見る

近くを見るときピント調整する毛様体筋は収縮します。

PC作業や手元での作業などで近くをずっと見続けると、毛様体筋は凝り固まってしまいます。
逆に遠くを見る時は毛様体筋は緩むので目の緊張を和らげます。たまにはぼんやり遠くを見てみましょう。

肌の張りの減少には美容鍼がおすすめ

おでこのシワに繋がる肌の張りの低下は、肌表面の乾燥に加え、肌の奥にある弾力組織も関係しています。
コラーゲンやエラスチンは肌の弾力を保つのに重要な要素です。
人の皮膚は表層から、表皮→真皮→皮下組織の3つに分けられます。

肌の弾力やハリのもととなる線維芽細胞やコラーゲン繊維は真皮層に存在しており、しっかりしたハリや弾力をキープするためにはこの真皮層が大事な役割を果たしています。

コラーゲン生成

美容鍼灸では、皮膚に鍼を打つことで皮膚表面に目に見えない傷を作ります。この傷を修復しようと「創傷治癒(そうしょうちゆ)効果」が働き、また鍼を打つことにより、皮膚の免疫反応が起こります。
これらの反応により、真皮層の線維芽細胞が活性化し、コラーゲンやエラスチンの生成が促進され、肌のハリや弾力が生まれることで小じわの軽減や軽度なたるみの解消が期待できます。
また血行促進作用により、肌の代謝をあげることで内側から肌質を改善していきます。
硬くなった筋肉を緩め、血液やリンパの流れが良くなりことで肌がふっくらします。弾力を失った筋肉や肌はシワの定着を招いてしまうので、お家でのセルフケアに加え美容鍼灸も加えてみてはいかがでしょうか。

私が書きました!

川﨑 真澄MASUMI KAWASAKI

鍼灸師

所属:グラン治療院横浜スパイアス院
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