スタッフコラム詳細

NEW

更年期の揺らぎに寄り添う鍼灸と美容鍼

40代後半~50代前後になると、「最近気持ちが落ち込みやすい・・・」「汗が急に出る・ほてる」「眠りが浅い」「肌が急に老けた気がする

 

こんな変化を感じる方が増えてきています。

更年期は、女性ホルモン(エストロゲン)の急激な低下によって、

自律神経血流内臓の働き・そして肌の状態にまで影響する時期です。

 

そのため、身体の不調と肌のトラブルが同時に現れることが珍しくありません。

 


更年期に起こりやすい症状

【身体面】

・ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ

・動悸

不眠、倦怠感、肩凝り、冷え

・胃のもたれ、便秘や下痢などの胃腸の乱れ

 

【心の面】

イライラ、不安、集中できない、涙もろい

 

【美容の面】

ほうれい線が深くなる

たるみ、むくみ、肌の乾燥、くすみ

骨痩せ

表情が疲れて見える

症状の出方は個人差が非常に大きく、「なんとなく不調が続くけれど原因が分からない」というケースも珍しくありません。


鍼灸治療が更年期にできること

東洋医学では、更年期を「腎(生命エネルギー)」「気血」「陰陽」のバランスが乱れる時期と考えます。

鍼灸治療は

身体の働きを整える”調節役”として注目されています。

 

・自律神経のバランスを整え、リラックスしやすい身体へ

・血流を改善し、冷え・倦怠感・胃腸の働きをサポート

睡眠の質を上げる

・ホルモン変化で乱れた身体の巡りを整える

不安感の緩和

 

「なんとなくしんど」「原因がはっきりしない不調」に寄り添えるのが鍼灸です。

薬を使わずにアプローチできるため、「病院へ行くほどではないけれど、つらい」という段階でも受けやすいのが特徴です。


美容鍼をプラスするメリット

更年期は、コラーゲンの水分量の低下により、肌の弾力が弱くなり、たるみ・むくみが出やすくなります。

このようにホルモンの変化により、肌状態が大きく揺らぎやすくなります。

 

美容鍼は

● 代表的な肌の変化

  • 乾燥しやすい

  • たるみが目立つ

  • しわが深くなる

  • むくみが取れない

  • ハリやツヤがなくなる

美容鍼は肌の真皮層に微細な刺激を与えて、コラーゲン生成や血流を促進します。

● 美容鍼の効果

  • フェイスラインの引き締め

  • ほうれい線しわの改善

  • むくみの解消

  • くすみの軽減

  • 肌のハリツヤアップ

 

そして何より

顔からリラックスできると自律神経が整いやすくなるというメリットもあります。

リラックス効果が高いと、心身症状が出やすい更年期との相性が良い施術です。

身体への鍼灸と美容鍼を同時に行うと、全身の巡りが良くなり、

「終わったあと身体も顔も軽い」と感じられる方が非常に多いです。


■ 心と体、そして美容まで“トータルケア”

鍼灸治療と美容鍼を組み合わせることで、更年期の悩みを外側・内側の両面からケアできます。

● 組み合わせるメリット

  • 体調が整うことで表情が明るくなる

  • 美容面の変化が心の自信につながる

  • リラックス効果で睡眠の質向上

  • 気血の巡り改善で肌と体調の相乗効果

更年期は「我慢する時期」ではなく、「自分をいたわるチャンス」と捉えることが大切。
鍼灸や美容鍼は、そのサポートとして自然で優しい選択肢のひとつです。


■ まとめ

  • 更年期はホルモン変化による心身の揺らぎが起こる時期

  • 鍼灸は自律神経と血流を整え、不調を幅広くサポート

  • 美容鍼は肌の変化に直接アプローチし、見た目とメンタルに良い影響

  • “身体・心・美容”の三方向からケアすることで、更年期を快適に過ごす手助けになる