冷えと不眠でお悩みの方必見!睡眠から見た温活
- 2021年07月01日
- 冷えのこと
寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めてしまう、明け方に目が覚めてその後寝れない、熟睡できない・・・
現在の日本では、5人に1人が睡眠に関わる悩みを抱えていると言われています。
そして60歳以上になるとさらにその割合も高まり約3人に1人に及び、睡眠に関する悩みはもはや国民病といえるでしょう。
今回は、睡眠と温活についてお話していきたいと思います。
睡眠からみた温活
睡眠と体温は深い関係を持っており、身体の冷えは不眠症の原因の一つとして挙げられます。
人は睡眠時に、身体の体表面(特に手足)から放熱する事によってスムーズに睡眠へと移行する事ができます。
そのため、冷えがあると血流を悪くし、睡眠への移行が難しくなります。
冷え性がある人の改善方法
冷え性のある人が睡眠の質を良くするためには、まずは体温を上げ血流を良くすることが大切です。
そこで、おススメなのは入浴です。
入浴することで、体温があがり手足にある毛細血管から熱を放散する事によって深部体温を下げ、入眠へと導く事ができます。
入浴方法
入浴のポイントとしては、38度~40度の少しぬるめのお湯に15分間、ゆっくりとリラックスしながら浸かります。
この入浴を行うことで深部体温が0.5度前後上昇し、上がった後に90分かけて深部体温が下がり入眠へと導きます。
なお、熱めの温度だと交感神経の働きが高まり、目がさえてしまいますので夜は少しぬるめの湯船にゆっくりと浸かり、副交感神経の働きを高めていきましょう。
冷えと睡眠でお悩みの方はぜひ一度お試しください。
睡眠に関する基礎のお話を記載しておりますのでこちらもご覧ください⇩
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私が書きました!
川﨑 真澄MASUMI KAWASAKI
鍼灸師
所属:グラン治療院横浜スパイアス院
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