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睡眠 SLEEP

あなたの呼吸はどうですか?

2022年02月27日
睡眠

深くゆっくりと酸素を吸い込むことで、全身に酸素が巡り血行が良くなります。そして心身ともに健康に保つことができます。

仕事が忙しく緊張が続いたり、何かに集中している時など無意識に力が入っているときは呼吸が浅くなりがちです。

またストレスを抱えるとイライラしたり不安になり呼吸が浅くなります。

その逆もあり、呼吸が浅くなると自律神経が乱れイライラや不安感が現れてきます

浅い呼吸では、肺に少しだけしか酸素がいかず血液中の酸素が低下してきますが、最も影響があるのが脳です。

 

●脳に充分な酸素がいかないと

免疫系の低下

集中力の低下

自律神経の乱れ

疲れが取れない

冷え

浮腫

不眠

などの症状が現れ、呼吸の仕方で健康状態に大きく左右されます。

●正しい呼吸とは

鼻で吸い込み口で吐くこと。

主に呼吸で使われる筋肉は、横隔膜と肋間筋です。

横隔膜が収縮すると胸郭が広がり、胸腔内圧がさがるため息を吸うことができます。

肋間筋は肋間にある3層の薄い筋(内肋間筋・外肋間筋・最内肋間筋)からなっています。

外肋間筋は吸う時、内肋間筋および最内肋間筋は吐く時に、それぞれ収縮します。

 

 

口で呼吸する方が楽なので無意識に口で呼吸することが多いですが、それでは正しく呼吸をしているとは言えません。

浅い呼吸は肩や胸で止まってしまいますので、お腹に酸素を溜め込むように大きく呼吸することが大切です。

難しいことは言いません。

まずは鼻で吸い込み、ゆっくりと口で吐くことを意識してみて下さい。

猫背、日頃の疲れやストレスで、常に身体が緊張している状態にあると呼吸がしにくくなりますので気をつけてください。

 

 

鍼灸治療では、交感神経を下げ副交感神経を高める効果もあり、身体を緩め全身の血液や気を巡りやすくすることもあります。

他にもお困りの症状がございましたらお気軽にご相談ください。

私が書きました!

佐戸井 恭市KYOICHI SATOI

鍼灸師

所属:グラン治療院東京院
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